スポーツ健康学科 柔道整復科
即戦力の技術を養う
実践的な学びが充実
実践的な学びが充実
柔道整復科では、西洋医学の基礎知識から専門分野である柔道整復学まで、多岐に渡る知識を修得できます。校内には、県内随一の規模を誇る柔道場を有し、実際に体の動きを体感しながら必要な治療を学ぶ、実践的な教育を積極的に採用。クラスは少人数のため、経験豊富な教員がていねいに指導を行っています。また、カルテ作成に必要な社会保障制度の知識も身につけ、独立開業など夢への力を養います。
- 昼間部/3年制
(授業時間9:00~14:30) - 取得できる資格/称号:
柔道整復師(国家試験受験資格)
医療専門士
学びのポイント
- 社会で必要とされる柔道整復師に
育つよう少人数指導
教員一人に対し少人数制の指導で、柔道整復の技術をはじめ、解剖学や生理学など専門基礎知識を学んでいきます。生徒一人ひとりが治療効果メカニズムの理解を深め、実践的な技術を身につける必要があると考えているからです。 - 柔道初心者、女性でも安心して
柔道の授業が受けられる
柔道整復師の技術は柔道の技にも通じるところがあり、その根本的な理論を学ぶために柔道が必修科目となっています。しかし、柔道の技術が優れていなければ柔道整復師になれないというわけではまったくありません。本学では、柔道初心者や女性の方でも困ることがないよう、やさしくわかりやすい指導をしています。 - 経験豊富な講師陣による実践的な指導
現場に出たときに差が出る技術は、実践的な学びから生まれます。本校の講師には、一線で活躍する経験豊富な柔道整復師、各分野のエキスパートがそろっています。医療現場や治療院での最新研究や技術、知識に通じているため、より具体的で実践的な指導を行うことができます。
カリキュラム
柔道整復師 へのステップ | 1年次 | 2年次 | 3年次 | |
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患者さんに寄り添う医療人になるため基礎知識や倫理観を身につけます。柔道・柔道整復の基礎や人体の構造と機能、基礎的な技術を習得していきます。 | 1年次で学んだ基礎知識をもとに疾病や傷害について具体的に学んでいきます。演習では、臨床実習に向けてより実践的な柔道整復の技術を学びます。 | さらに高度な医学的知識と実践的な技術を身につけていきます。臨床実習等を通して、身体各所の骨折、脱臼、軟部組織の損傷について学び、その処置、施術を習得していきます。 | ||
基礎分野 |
科学的思考の基盤 人間と生活 |
栄養学★ 外国語★ スポーツ演習★ コミュニケーション★ |
心理学★ 情報科学★ 社会福祉概論★ |
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専門基礎分野 |
人体の構造と機能 | 解剖学★ 生理学★ |
運動学★ | |
疾病と傷害 | 病理学概論★ 一般臨床医学 リハビリテーション概論★ 高齢者リハビリテーション |
一般臨床医学 外科学概論 |
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柔道整復術の適応 | 整形外科学 | |||
保健医療福祉と 柔道整復の理念 |
医療概論★ 医学史 柔道実技 職業倫理 |
関係法規 柔道実技 |
衛生学・公衆衛生学★ 柔道実技 |
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社会保障制度 | 社会保障制度 | |||
専門分野 |
基礎柔道整復学 | 基礎柔道整復学 基礎柔道整復演習 |
基礎柔道整復学 基礎柔道整復演習 |
基礎柔道整復学 基礎柔道整復演習 |
臨床柔道整復学 | 臨床柔道整復学 柔道整復総合演習 |
臨床柔道整復学 臨床柔道整復演習 柔道整復総合演習 |
臨床柔道整復学 臨床柔道整復演習 柔道整復総合演習 |
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柔道整復実技 | 基礎柔道整復実技 柔道整復総合実技 |
基礎柔道整復実技 柔道整復総合実技 |
基礎柔道整復実技 柔道整復総合実技 |
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臨床実習 | 臨床実習 | 臨床実習 |
鍼×灸×柔整のトリプルライセンス制度
はり師・きゅう師・柔道整復師のトリプルライセンスを得ると、より多くの患者さんの疾患に対応できるようになるため、就職や開業に有利になります。
本校のトリプルライセンス制度なら、重複する科目で履修した科目は免除。入学金の免除など費用免除制度も充実しています。
★マークの重複する科目で、履修済科目は単位認定制度によって履修が免除されます。
Pick up curriculum
臨床柔道整復学 全学年 38単位・570時間
傷病者の状態を的確に判断し、身体機能を早期回復に導くスペシャリストを育成します。本科では、医学的な基礎知識として人体の構造や機能について学び、その上で、骨折や脱臼、打撲、捻挫、筋や腱の軟部組織損傷の施術方法を身につけます。専門職として接骨院の開業はもちろん、医療機関での施術、スポーツ現場での応急処置や外傷予防、介護予防でも活躍できる人材を養成します。基礎柔道整復実技 2・3年次
社会で必要とされる柔道整復師に。学生一人ひとりの個性に合わせたきめ細かな指導をします。包帯固定学の授業では、実際の外傷を想定しながら基本的な包帯固定実技を徹底的に行います。実技としてフィードバックすることで、知識と技術を習得していきます。想定された外傷に対して適切な固定法をグループ内で討議し、クラス内で適宜発表することで、現場に出てからすぐに役立つ実践力を身につけます。
国家試験対策
本科では、現役合格を目指すために外部模試と個別面談を適宜実施しています。個別指導では模試の結果を分析し、今の実力を把握。現役合格のための具体的なレベルアップの方法を模索していきます。毎年2回以上の個人面談を実施し、学生一人ひとりと向き合いながら国家試験対策を行います。
また、安心して現役合格を目指す環境作りのため、3者面談や卒業後の進路相談など、個人の状況に合わせてしっかりとサポートしていきます。3年次には、本来の授業とは別に国家試験対策指導を特別に行い、現役合格に大切な基礎知識の定着と応用力の向上を目指します。