2019年8月8日（木）、岐阜県スポーツ科学センターの施設をお借りして、通算で4回目となる東洋医療学科のはり・きゅう科と柔道整復科の1年生の合同研修が行われました。

【期　　日】　令和元年8月8日（木）
【時　　間】　13:00 ～ 16:10
【研修会場】　長良川スポーツプラザ2F研修室
　　　　　　　　〒502‐0817　岐阜県岐阜市長良福光青襖2070‐7
　　　　　　　　☎ 058‐295‐6300　//　Fax： 058‐295‐6301
【研修内容】

1. 岐阜県のスポーツ振興施策について（担当： 羽田野校長）
2. 岐阜県スポーツ科学センターでの競技スポーツ振興施策について（担当： スポーツ科学課 臼井課長）
3. 岐阜県スポーツ科学センター内視察（担当： スポーツ科学課 大野課長補佐兼係長）

まずは校長先生からの開講の挨拶をいただき、前職の関係より、「岐阜県のスポーツ振興施策について」の講演をしていただきました、岐阜県が県をあげてスポーツ振興に力を入れており、そこに校長先生が尽力していたことがよくわかりました。

岐阜県が県としてこれだけスポーツ振興に力を入れているので、われわれも、スポーツ選手の外傷予防やスポーツ外傷後のケアについての知識とスキルを身につけなければいけないことを改めて認識しました。

続いて、臼井課長より、「岐阜県スポーツ科学センターでの競技スポーツ振興施策について」と題して講演をいただきました。岐阜県が有しているスポーツ施設が８か所あることに驚きを感じ、また、高地トレーニングも可能だということを勉強させていただきました。自分の不勉強だったのですが、高地トレーニングというと真っ先に菅平をイメージしていたので、改めて勉強させていただきました。

御嶽濁河高地トレーニングセンター

ここまで座学中心でしたが、学生も熱心にメモをとり、瞑想し、レポートをまとめ、両先生のお話しをきかせていただきました。

休憩時間をはさみ、大野課長補佐から「筋トレ」サポートのポイントについて実技を交えて、指導していただきました。

その後、大野課長補佐の案内で岐阜県スポーツ科学センターの施設見学（特に運動測定室）をさせていただきました。トレーニングジムとは異なり、県の指定強化選手を中心に、スポーツ医科学を活用して選手の競技力向上のための支援に取り組む施設ということもあって、相応の設備とスタッフが揃っていることに感動しました。

施設見学をしている際、自転車競技の選手が低酸素室で持久力アップのトレーニングをしているところを見学させていただきました。選手がどのように変化するのかを最後まで見届けたかったのですが、時間の関係上、他の器機の説明・見学となってしまいました。機会があれば、あの中に入ってみたいです。

あっという間の3時間でしたが、聴衆させていただいた学生のみならず、引率した教員も勉強になりました。来年度から学科名も『スポーツ健康学科』となるので、選手の身体的なケアだけでなく精神的なサポートもできる医療人を育成し、社会貢献できる人材を卒業させていきたいと思います。

これを読んでくれたスポーツ科学に興味を持っている高校生や社会人の方、本校には岐阜県のスポーツ振興に深く関わった人が校長先生として活動されております。ぜひ、進路を迷われていれば、一度、本校に足を運んでみてください。校長先生はじめ、学校教職員、在校生がお待ちしております。