5月16日（日）に第1回オープンキャンパスを開催しました。岐阜県下にまん延防止等重点措置の対象地域が拡大されている中、本校でのオープンキャンパス参加で新型コロナウイルスに感染しないよう、細心の注意をはらった中で、開催をさせていただきました。

当日は、小雨の降る中、たくさんの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
5月中旬ということもあり、高校3年生の方は、保護者の方を含め、いろいろと進路選択に頭を悩ませているところかと思います。また、昨年度来の新型コロナウイルス感染症の収束の見えない状況の中、本校へのオープンキャンパスに参加してもよいものかどうかも悩みのタネだったことと思います。
予想していたよりも多くの方にご参加いただき、感謝を申し上げます。
今年度より新たに校長に就任した水谷校長をはじめ、教職員も参加者の皆さんの期待に沿えるように準備をしました。

当日は入学要件を満たされた方々の参加でしたので、本校の沿革や概要、入学試験の種類、来年度より新たに導入するAO入試を説明させていただきました。今回の説明でわかりにくいことや疑問なことがあれば、学校事務局の方にお電話ください。

また、本校は日本トレーニング指導者協会（JATI）から「トレーニング指導者養成校」として認定されていますので、トレーナーについての説明を行い、あわせて医療系の国家資格と民間資格の違いについての説明も行いました。

その後、体験授業として、非接触型の体験授業を開催いたしました。

はり・きゅう科の授業見学では、「刺鍼体験」ということで、実際の人の皮膚に近い抵抗感のあるスポンジに、治療の現場で使う針を刺鍼していただきました。

本校の名物講師の立川講師による説明の後、はり・きゅう科の教員の方でサポートさせていただきながら、実際に針を刺してもらいました。

最初は髪の毛よりも細い針に戸惑っておられた参加者ですが、コツをつかむと、かなりスムーズに針の刺入を行っておられたように思います。次回はきゅうの体験授業も計画しておりますし、大学の方と合同で開催しております「キャリアデザイン講座」の方では、『美容鍼』のデモンストレーションを行う予定でおります。
実際のはりおよびきゅうの施術に興味がある方は、是非、参加を検討してみてください。

柔道整復科の方では、包帯やテーピングの実習ですと、少なからずの接触がありますので、三角巾を用いた応用固定法の練習をしました。

まずは三角巾で帯をつくり、それを自分のお腹に巻いて横結びで巻く。そして、先端を引っ張るとスルスルっと三角巾がほどける。このような一連の動きをスムーズにできるようになるまで練習をしました。
実際にいつケガをするかはわかりませんし、そのような場面に遭遇しないとも限りません。スポーツの現場ではケガはかなりの頻度で発生しております。そのような現場でスムーズに初期対応ができるように、今回練習した三角巾の応用固定法を実践してもらえると嬉しいです。

これは、消防署が行っている、普通救命講習でも紹介され、実技指導もされる内容ですので、皆さんにも覚えておいていただきたい内容です。

皆さん、最初は苦労されていましたが、コツをつかむと何でもないことですので、機会があれば反復して練習しておいてくださいね。

その後、校舎見学、個別相談会と一連の行事を行いました。

最後に、6月よりAO入試の第Ⅰ期を予定しております。オープンキャンパスは次年度以降の入試を考えている高校1・2年生の参加も歓迎しておりますので、この機会に本校のオープンキャンパスに参加していただき、本校のことをよく知っていただければと思います。

進路で迷われている方は、是非、本校のオープンキャンパスに参加していただき、皆さんの進路選択の助けになればと思っておりますので、興味を持たれた方のご参加をお待ちしております。

以上、文責　青崎＠柔整