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2023年度 第2回 オープンキャンパスが開催されました。
3月18日(土)の第1回オープンキャンパスに続いて5月14日(土)に第2回目のオープンキャンパスを開催しました。
終日の雨の中、2名の高校生とその保護者の方にご参加いただきました。大学との合同開会式の後、専門学校へ移動し、校長挨拶、学校説明・入試(募集要項)解説、体験学習、施設見学、アンケートと個別面談のプログラムが実施されました。
参加された方は当初、参加人数の少なさに戸惑いを感じておられたようですが、校長から「この人数の少なさが本校の悩みなのですが、強みでもあるのです。全ての教員が一人一人の学生と丁寧に向き合い、アットホームな雰囲気の中、個に応じた指導を徹底することで成果を上げています。」との説明があり、若干の不安は残しつつも納得していただけたようでした。
学校説明後の入試(募集要項)解説では、今年度大幅に改訂した入試日程や新規の奨学生制度(本校独自)に重点を置いて説明を行いました。参加された方が強く興味を持たれたのは「AO・推薦・一般入試の違い」や「試験内容」、「学納金」、「奨学制度の条件」などでした。特に「試験内容」では「テーマ作文や小論文」の傾向と対策について校長から解説があり、参加された方には大いに好評でした。これこそオープンキャンパス参加者の特権です。
30分弱の学校説明・入試解説が終わる頃には、参加された方の緊張もほぐれ、本校の特徴である「アットホームな雰囲気」が醸成されつつある中、メインの「体験授業」に入りました。
はじめに、はり・きゅう科の熱血教師・立川先生の登場です。はり・きゅうについての説明のあと、参加者が実際の針をスポンジ台に打つ「刺鍼体験」を行いました。
髪の毛ほどの直径0.2mmの鍼を鍼管を使って打つのですが、素人ではなかなかまっすぐに打つことができず苦労する人が多い中、今回参加された方は保護者を含め実に見事にまっすぐに刺すことができました。立川先生は「みなさん、センスがある。高校生はもちろん、保護者の方にも入学して欲しい。」と大絶賛でした。
次に行われたのは、柔道整復科のホープ柿木先生による「テーピング講習」です。まずは参加者の足首に柿木先生がテーピングを施し、固定具合を体感してもらいました。参加者全員に体験してもらえるのは少人数の強みです。みなさん、ものの数分の施術でしっかり固定されていることに驚いておられました。その後
参加者一人一人にテープを配り、ちぎり方、貼り方の練習をし、最後にそれぞれの保護者の方を患者に見立て、手首へのテーピングを実施しました。2・3周の単純な「サーキュラーテープ」でしたが、手首に痛みを持つお母様から「すごく楽になった」というお言葉をいただき、巻いた本人が驚きつつも大いに喜んでおられました。一日早い母の日のプレゼントになったようです。
体験授業後は施設見学とアンケート・個別面談と続き、その頃には参加者全員がリラックスしたムードで、和気藹々とした雰囲気の中で進んでいきました。
参加された方々からは「・・大人数の教室が苦手なので、少人数クラスは魅力がある。何より先生方が非常に接しやすい雰囲気で良かった。」「他校のオープンキャンパスに比べ説明の仕方や体験などが丁寧で、先生方も面白く、とても楽しかったです。」(アンケートの記述より)とのコメントをいただき、お別れとなりました。今回、雨降りでどんよりした雰囲気のうえ、少人数の参加数で、どうなることかと心配していた我々の気持ちを、いっぺんに晴れやかな満足感に変えてくれたコメントでした。
次回6月11日(土)もいつも通り精一杯取り組みます。一人でも多くの方々のご参加を職員一同、お待ちしています。
以上、文責 青井