２月４日（月） 大垣商業高校２年生の８人が進路行事の一環として本校の見学に訪れてくれました。皆さん、野球や水泳、体操、陸上などスポーツに興味を持っている活発な生徒さんたちでした。

　まずは、本校１階のトレーニングルームで、本校の特徴である「医療と健康とスポーツの関わり」について学んでもらいました。

　続いて本校５階にある２０８畳の柔道場で「柔道整復の歴史」について学んだあと、準備運動の屈伸や伸脚などを実施しながら「身体運動の捉え方」を学びました。普段何気なくやっている運動も、深く掘り下げることで様々な捉え方ができます。

　後半は、はり・きゅう科の実習体験です。台座灸による「つぼ灸実習」と、本物の医療用はりと刺鍼台を使った「刺鍼実習」を体験しました。

　「つぼ灸」では、万能のつぼと呼ばれる「合谷」に自分自身で施術しました。つぼの位置を探り当てることや着火に苦労しているようでした。

　続く刺鍼体験では、直径０．１８mmの医療用はりの取扱いに戸惑いつつも、最後にはスムーズに、しかも真っ直ぐにはりを刺鍼台に立てることができるようになりました。

　８５分の短い時間でしたが、全員非常に熱心な態度で、最後まで集中力をきらさず学校見学・体験授業に臨んでくれました。

　事後のアンケートでは「普段できないような貴重な体験だった」「専門的な知識を得ることができた」「これまで以上に興味を持った」

等の感想をいただき、少しでも参加された方々の進路選択の参考になれば嬉しいと思います。