岐阜保健大学

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大学院 看護学研究科 看護学専攻 修士課程

2年課程

専門的な学びを統合するために各コース、領域において「特別研究」あるいは「課題研究」より、
学びを深化させる。「看護学修士」の学位を取得することができます。

岐阜県内初 大学院に 「保健師養成課程」「助産師養成課程」を設置

募集人員

看護学専攻13名(修業年限 2年)
内訳:看護学研究コース 4名 / 保健師コース 5名 / 助産師コース 4名(女性に限る)

専門分野・領域

認定看護管理者の受験資格について

本大学院に2年以上在学し、看護管理・教育学領域を含め30単位以上を修得した場合、修士(看護学)の学位が得られます。日本看護協会が定める受験資格を満たすことで、認定看護管理者認定審査受験資格を得ることができます。

学長よりご挨拶

少子高齢化により我が国は医療の変革の時代となり、さらに、近年の世界的なコロナ禍により医療が複雑化しています。こうした社会変移のニーズに対応しうるリーダー的な看護人材の育成と、多様性に応じる質の高い教育研究が求められています。本学の大学院修士課程では、このように変動する医療に対応して、高度な看護実践や看護管理、教育・研究を遂行できる人材を育成し、看護学の理論的基盤の構築や看護実践の質の向上を目指した研究を行う能力の育成を目的としています。キャリアアップを考えている皆さん、 是非本学の大学院で、高度な看護実践力の修得や看護の知的探究をしましょう。私たち教職員は共に考えながら、できる限りの支援をいたします。

岐阜保健大学 学長・教授 河田 美紀

建学の精神
命と向き合う心、知識、技を持った地域医療に貢献できる医療人の養成
教育理念
生命の尊厳と人権の尊重を基盤に看護職としての深い学識及び卓越した能力を養い、高度にして専門的な学術の理論及び応用を学修し、その深奥を深め健康課題への取り組みを通して社会貢献と地域の発展に寄与することを教育理念とする。
養成人材像
看護の高度な専門的知識と高い技術を基盤とし、エビデンスに基づいた看護の研究能力を身に付けるとともに、多様かつ幅広い視点から看護の課題解決や改善に取り組める科学的思考力と実践能力、さらに高い倫理観を兼ね備えた、看護実践のリーダー、看護管理者、看護教育者、及び看護専門職として機能できる人材を養成する。
養成する能力
  1. 看護実践の改善力
    看護を提供する場の力動を構造的に把握し、改善に向けて組織的に取り組むことができる能力
  2. 看護実践を研究につなげる研究基礎力
    看護の実践・教育・管理の改善・改革をめざした研究の取り組みができる能力
  3. 多職種・市民との連携力・調整力
    研究的視点をもって多職種・市民と共同してサービスの変革に取り組むことができる能力
  4. 地域に根ざした質の高い看護実践力の向上
    看護現場や教育現場で看護職者のリーダーや教育者として機能できる能力
アドミッション・ポリシー
岐阜保健大学大学院看護学研究科修士課程では、教育目的を理解し、本研究科への入学を希望する次のような学生を求める。
  1. 看護実践力を高め社会貢献したいと考えている者
  2. 看護実践を研究につなげる志を持っている者
  3. 看護実践の質を高めたいと志向している者
  4. 看護学研究コースは、医療チームの中で、多職種と連携し高度な専門的知識を発揮して、リーダーシップをとりたいと考えている者
  5. 保健師コースは、地域のマネジメント力を高め、地域住民の健康増進に寄与したいと考えている者
  6. 助産師コースは、母子の健康問題を診断し、地域の周産期医療チームのマネジメントを担いたいと考えている者

詳細をご覧になりたいコース名をクリックしてください。

看護学研究コース

加速する少子高齢化や自然災害、新種の感染症等により、高度化・複雑化・多様化する役割に対応できる高度な知識や実践能力を有した看護管理職、現場のリーダー、看護教育者の養成を通して地域・社会に貢献していくことをその趣旨・目的としています。

看護管理・教育学領域

修業年限
2年
修得単位数
看護学研究コース 30単位
学位
修士(看護学)

変化する社会の要請に応える看護の組織化とそれを支える看護職者のキャリア開発、次世代の人材育成のあり方を追究する。併せて行政をはじめとするさまざまな機関における看護政策の策定やその評価、および新しい看護職者の機能や組織化に着目し、看護管理および教育の開発につながる研究を目指す。

養成人材像

本学大学院の人材養成 「看護の知識・技術を基盤に看護学における学識を深め、グローバルな視点で看護の問題解決や改善に取り組める科学的思考力と実践能力をもつ、倫理観の高い看護実践のリーダー・管理者・教育者として機能できる人材を養成する」

特徴

看護管理及び看護教育学を専門とする教員と共に学び、探究していくことができることが大きな特徴です。地域・在宅看護学、老年看護学、精神看護学、成人看護学、小児看護学、母性・助産学など臨床や地域で活動する看護職の学び直しと研究力を育成します。
臨床や地域で活動する看護職の学び直しと研究力の育成を支援する大学院修士課程です。働きながら夜間に学ぶことができます。

修了後期待される役割

  1. 高度な専門知識と実践能力を有する看護師・保健師・助産師
  2. 優れた教育能力と研究能力を有する看護教育研究者
  3. 豊富な看護実践をもとに科学的根拠や理論を活用した看護管理者

広域実践看護学領域

修業年限
2年
修得単位数
看護学研究コース 30単位
学位
修士(看護学)

さまざまな臨床臨地の看護実践における新たな看護支援方法を探究する。保健医療福祉政策の動向を見据え、新たな看護ニーズを先取りして看護支援方法の発展を目指す。本領域には、主に健康状態や発達段階等の対象特性ならびに看護援助の特徴を踏まえ、地域や家庭における個人や集団の自主的な予防的取組みへの健康生活支援と複雑な健康問題や障害をもつ個人や家族のQOLを高めるよう療養生活支援の研究を目指す。

養成人材像

本学大学院の人材養成 「看護の知識・技術を基盤に看護学における学識を深め、グローバルな視点で看護の問題解決や改善に取り組める科学的思考力と実践能力をもつ、倫理観の高い看護実践のリーダー・管理者・教育者として機能できる人材を養成する」

特徴

本領域には、主に健康状態や発達段階等の対象特性ならびに看護援助の特徴について教員と共に学び、探究していくことができることが大きな特徴です。 地域・在宅看護学、老年看護学、精神看護学、成人看護学、小児看護学、母性・助産学など臨床や地域で活動する看護職の学び直しと研究力を育成します。
臨床や地域で活動する看護職の学び直しと研究力の育成を支援する大学院修士課程です。働きながら夜間に学ぶことができます。

修了後期待される役割

  1. 高度な専門知識と実践能力を有する看護師・保健師・助産師
  2. 優れた看護実践能力と研究能力を有する看護実践者
  3. 保健医療福祉の様々な領域で看護組織及び看護ケアのマネジメント実践者

入学初年次納入金

入学金 入学年次のみ 200,000円
授業料(看護学研究コース) 年間 600,000円
施設設備費(共通) 年間 200,000円
入学初年次合計 1,000,000円

保健師コース

保健師は、「地域」を対象としてそこに暮らす人々の健康を共に考え、支える看護職です。しかし、近年取り組むべき健康課題は多岐にわたり、複雑困難になっています。それらに対応できる保健師を大学院で養成します。

修業年限
2年
修得単位数
看護学研究コース30単位  保健師コース33単位 (合計63単位)
学位
修士(看護学)
取得資格
保健師国家試験受験資格

保健師国家試験受験資格を大学院で取得してみませんか

1学年5人程度の定員に対し4人の教授で支援し、実践力を養います。研究については、研究計画、論文作成から研究発表まで一連の流れの中で研究もできる保健師を育成します。また医療機関勤務等の経験から疑問に思ったこと等を、予防的視点で研究することもサポートします。
修士(看護学)学位と保健師国家試験受験資格が同時に得ることは、学部教育とはひと味ちがう充実感が得られることでしょう。

保健師コースの養成人材像

  1. 統合された知識、技能、態度に基づき、根拠に基づいた公衆衛生看護専門職として役割を果たす人材。
  2. 社会的公正を活動の規範とし、地域、職場、学校での人々の健康な生活とQuality of Life 健康課題対応能力と研究遂行能力のある人材。
  3. 健康危機管理能力や健康課題対応能力を学び、研究遂行能力のある人材。
  4. 倫理的意思決定能力を備え、地域に貢献できる人間味のある人材。

保健師コースの特徴

  1. 行政機関、産業保健機関、学校、訪問看護機関等の経験者である教授4人が指導する。2年間で修士課程と保健師課程が同時に修了できる。
  2. 大学内のシミュレーションセンターで多職種の機関と協同でマネジメントや保健師のリカレント教育が提供できる。
  3. 大学内の研究センターで健康教育と地域組織活動の演習ができ、教員と学生1対1の指導を提供できる。

実習機関

  • 岐阜県立保健所
  • 岐阜市保健所
  • 岐阜市保健センター
  • 笠松町保健センター
  • 岐阜市小・中学校
  • 岐阜保健大学保健センター
  • 岐阜車体工業株式会社
  • 訪問看護ステーション太陽住宅ケア事業所

修了後に期待される役割

  1. 行政機関、産業保健機関、医療機関、福祉機関で専門職業人としての役割を遂行することができる。
  2. 地域の専門機関において、マネジメントやコーディネート力を遂行することができる。
  3. 総合的な知識と実践力をもって、地域住民の身近な健康課題の支援活動ができる。

将来の展望

保健師免許取得後、
・行政機関
・企業などの保健師業務
・大学研究者など

入学初年次納入金

入学金 入学年次のみ 200,000円
授業料(保健師コース) 年間 700,000円
施設設備費(共通) 年間 200,000円
教育充実費(保健師コース) 年間 100,000円
入学初年次合計 1,200,000円

助産師コース

めざせ!新しい時代を駆けぬける助産師を
不確実な時代に対応できる助産師...大学院教育で

修業年限
2年
修得単位数
看護学研究コース30単位  助産師コース33単位 (合計63単位)
学位
修士(看護学)
取得資格
助産師国家試験受験資格

助産師コースの養成人材像

  1. 母性看護・助産学の領域で質の高い実践能力を備え、実践体制の改善や指導的役割を果たす人材。
  2. 基礎助産学や周産期医学の新知見を学び、女性のセルフケアや自己決定能力を支援できる人材。
  3. 生命の尊厳を基盤に高い倫理観をもち行動できる人材。
  4. 持続可能な行動目標に行動目標に向かい、地域において母子保健の発展に貢献できる人間性豊かな人材。

助産師コースの特徴

  1. ウィメンズヘルスケアを重視した質の高い助産診断・技術学で実践能力を学ぶことができる。
  2. 2年間で修士(看護学)の学位と助産師国家試験受験資格が同時に取得できる知識を深める。
  3. 正常な妊娠分娩産じょく新生児のアセスメント能力や助産診断を教授し、ハイリスク時の支援技術や法的書類の出生診断書の記載などを学び、心と身体の支援技術を教授する。
  4. 助産学の学習や研究後、施設の助産部門の統括管理や助産所の開設・経営を目指し母子保健システムの発展に寄与できる実践能力と統率力の基礎的能力を修得できる。
  5. 大学内に最新設備のシミュレーションセンターや研究センターで地域・多職種と恊働で切れ目のない母子と家族支援をネウボラ的母子支援の演習ができる。

実習施設

名古屋大学医学部附属病院、名古屋第一赤十字病院、社会福祉法人宏潤会 大同病院、広川レディースクリニック、星野助産院、社会医療法人杏嶺会 一宮西病院、JA 岐阜厚生連 中濃厚生病院、岐阜保健大学研究センター

修了後に期待される役割

  1. 女性と子ども、その家族に寄り添い命を守り健康増進へ創造的に行動できる。
  2. グローバルで多様な視野から、超少子化社会における母子保健活動に貢献できる。
  3. 助産の専門的な実践能力から多職種と恊働し母子とその家族の健康課題の解決に取り組める。

将来の展望

病院や診療所、助産所、保健所、その他のサービスの場での助産業務や大学研究者など

入学初年次納入金

入学金 入学年次のみ 200,000円
授業料(助産師コース) 年間 700,000円
施設設備費(共通) 年間 200,000円
教育充実費(助産師コース) 年間 300,000円
入学初年次合計 1,400,000円

大学院入試「個別相談会」開催

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