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2021/12/23

看護学部平岡翠准教授が瑞宝双光章(看護業務功労)を受賞されました

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令和3年度秋の叙勲において、平岡翠准教授(看護学部)が瑞宝双光章(看護業務功労)を受賞されました。

平岡翠准教授は、1979年に名古屋市立大学病院に入職し、小児病棟の看護師長、副病院長・看護部長を歴任され、2019年4月岐阜保健大学看護学部准教授に就任されました。

 

平岡翠准教授からのメッセージ

瑞宝双光章を受けて

私は、この度、令和3年11月3日、"瑞宝双光章(看護業務功労)" をいただきました。大変光栄に思うのと同時に、長年にわたり心暖かいご指導やご支援をくださった多くの方に深く感謝申し上げたいと思います。

看護学校を卒業し、看護の道を歩み始めて早40年余、当初はこんなに長く"看護"の仕事に携わるとは想像もしていませんでした。しかし、臨床での前半は病気で入院する子どもたちとその家族の看護に、そして後半は、病棟や病院のマネジメントに明け暮れました。それこそ、多くの患者さんやスタッフと出会い、特に重症の子供たちに対し、試行錯誤しながらもチームで支援できた時は、ご家族とともに、心の底から喜びあう経験を幾度もすることができました。いつもうまくいくというわけではありませんが、そんな時は「看護師になってよかった」と思える瞬間で、その連続が、今日に繋がっていると思います。

現在では臨床を離れ、本学で看護教員という立場で看護に携わっています。私が体験した看護の素晴らしさ、そして社会が求めている医療や看護を、教育という形で伝えることができればと思っています。そして、私自身、学生さんとともに、実践の科学である"看護"を探求し、謙虚に学び続けたいと思っています。

 

岐阜保健大学看護学部看護学科 准教授 平岡翠

令和3年11月3日 中日新聞掲載(転載許可済み)