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2023/10/30
【リハビリテーション学部作業療法学科】高齢者の認知症予防に音楽療法研究
岐阜保健大学リハビリテーション学部作業療法学科では、高齢者の認知機能向上に有効とされる音楽療法研究に着手しております。
慣習的に癒しの音として知られている「1/fゆらぎ音」をリハビリテーション医学的見地から解明し、例えば作業療法プログラム(回想法、感覚統合療法など)としての体系化を試んでいます。
NIRSによる脳の活動分析に加えて、自律神経系の影響を調べるアミラーゼ計測、生活歴などからの分析により、高齢者の認知機能向上に貢献する音楽プログラムを提供できるように研究をすすめているところです。
研究メンバーは、岐阜保健大学リハビリテーション学部研究グループ、音楽家である豊田マネージメント研究所ピアシュ代表の山下一郎氏、協力施設である有料老人ホームなどです。
10月3日、17日に山下一郎先生から音楽療法の講義、演習を受けました。寄附講座でした。介護予防、認知症予防に引っ張りだこ。回想法としての理解も増しました。