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2024/03/09
第5回 研究センターセミナー「老化」と「クスリ」~実施報告~
3月8日(金)午後2時から3時30分、岐阜保健大学研究センターで今年度最後となる第5回のセミナーを開催しました。講師は本学の看護学科・看護研究科教授 薬学博士 永井 博弌氏(岐阜薬科大学名誉教授、名古屋産業科学研究所上席研究員、日本アレルギー学会名誉会員、日本炎症・再生学会名誉会員、和漢医薬学会名誉会員)。参加者は岐阜市鶉地区のいきいきサロン福祉員や岐阜市住民、境川包括支援センター、本大学の看護学生や教員、職員ら約30名が参加しました。永井氏は、前半「クスリとハサミは使いよう」というテーマでクスリがリスクとなること、適正に使用する必要性、不適正使用した場合のリスクや注意点をお話しされました。後半では「不老長寿」というテーマで老化はクスリで防ぐことができるか、老化の原因、認知症やその治療薬、認知症を予防するために必要なこと、などについて紹介されました。参加者は講師の日常化した話を聞きながら自分事化して理解を深めている様子でした。学長は、今年度の研究センターセミナー参加者へ感謝を述べられ、次年度も開催を約束されました。最後に講師である永井教授からも地域の住民の期待に沿った大学を目指していくと誓いました。