岐阜保健大学

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2024/05/24

2024年度 国際保健活動論実践看護の講演会を実施しました

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2024年5月23日(金)に岐阜保健大学看護学部准教授の高久道子先生の「国際保健活動論実践看護」の授業で、東海地域のLGBTQ+当事者が抱える健康課題、医療サービスへのアクセスにおける問題を理解し、看護ケアの実践に結び付けることを考えるため、"LGBTs集いと支援の場ぎふ・ぱすぽーと" 代表:雪齋さんをお迎えし、「生きづらさを乗り越えて」をテーマに講演していただきました。この講演では、「LGBTQの基礎知識や直面する課題と対応」について雪齋さんの経験をもとにお話しして頂きました。看護学部の1~4年生や大学院の学生約100名の方にご参加いただきました。 LGBTQの基礎知識について学ぶと共に、日常生活や医療現場におけるLGBTQ当事者への対応を考えることができました。

 参加した学生からは、「個別のニーズを考え、病院に通いやすい環境を作っていくようにサポートしたい。」「私たちからすると些細なことでも、当事者にとっては大きなことで、精神的支援は重要だと思った。看護は多様性があると言う言葉に納得できた。」といった感想が出ました。

 講師である雪齋さんの豊富なご経験に基づくエピソードは大変興味深く、調査に裏付けられたLGBTQ当事者の現状からは多くの気づきを得ました。参加した学生の中には、本テーマについて学んだことがない方や知識をアップデートできた方が多く、継続教育の意義を再認識いたしました。

 今後も皆様の継続教育の場となるよう、ニーズや社会情勢に対応した研修会を企画して参ります。

岐阜保健大学 看護学部准教授 高久道子